2000年前から食べてきた発酵食品
麹は今から2000年以上前に中国でできたと言われている発酵食品です。日本に存在したと確実に記録されているのは奈良時代(1300年前)ですが、もう少し前にはあったとも言われています。
麹は、米や麦や豆を水に浸した後、蒸して麹菌を付けて、麹菌が全体に行きわたり程よく発酵させるため、温度を調整しながら2日2晩かけて作られるものです。
麹のパワー
麹は出来上がると、麹菌から発生する酵素により、エネルギー源となる『必須アミノ酸』が摂取でき、たんぱく質やでんぷんを分解することで消化吸収がしやすくなります。
これにより疲労回復、便秘解消によるダイエット効果、またストレス軽減、アンチエイジングなどの効果が期待されます。
麹と糀の違い
『麹』という字は中国でできた元来の漢字です。
『糀』は日本で作られた漢字ですが、米の糀に使われることが多く、出来上がった『こうじ』が米にふわっとした花がついているように見えることからできたようです。
当店では『糀』は米糀、『麹』は麦麹と使い分けてきましたが、最近の麹ブームでは『麹』の文字の方が浸透してきているため、
皆様にわかりやすく親しみやすい商品にするよう、米糀以外の商品には『麹』の文字を使うようにしています。